手を伸ばしても掴めない君に苛立ちを覚えた






気がつくと、どうにかなってしまいそうな空気があたりを包んでいる。



ゆっくりこじ開けた目に飛び込むのは
真っ白いぐしゃぐしゃのシーツと
白く穢れてしまった君の肌


そして、ほんの数時間前の出来事を思い出す。




俺は雲雀を買った。


たったの150円で。






初めて買ったその日から、
ほとんど毎日雲雀を買っている。

飽きもせずに毎日同じシーツに入る。




君を買うたびに酷く不安になる。
君が俺以外の誰かに買われているかもしれないと。


その不安を払拭するために俺は強く強く雲雀を抱く。
折れそうなほど強く





150円も取って俺に体を売る君は
俺以外の誰でも客として扱うのか?


たったの150円で俺に身を任せる君は
俺のことを少しでも想っていてくれているのだろうか。




その疑念を打ち消すべく、

寝ている雲雀の肌に口づけた。




願わくば、ずっと俺だけの君でありますように








存在価値・獄寺サイドでした。
徐々に雲雀に蝕まれてく獄寺氏がよいのです。はい。

ここまで読んでくださりありがとうでした!
20050504


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